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Cryopreservation of Mouse Embryos by Ethylene Glycol-Based Vitrification

JoVE 3155 11/18/2011

BRC Current Technology December 2017


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11. 初の野生由来MSM/Ms ノックアウト系統を開発

野生マウスをおとなしく

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図1 遺伝子改変前のマウスと遺伝子改変後のマウス

左:遺伝子改変前の野生MSMマウス。理研バイオリソースセンターホームページより転載。
右:アグーチタンパク質遺伝子ノックアウトMSMマウス。アグーチタンパク質遺伝子ノックアウトMSMマウスは黒色に変化した。また、人の手に乗ったままになる個体も現れた。

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図2 Stay-on-hand testの結果

馴化の程度を測るために、手に乗っている時間を測定した (Stay-on-hand test)。アグーチタンパク質遺伝子ノックアウトMSMマウスは、人の手の上に乗っている時間が有意に長いことが分かる。

RIKEN BRC では、野生由来マウス系統への発生工学を進めています。これまでに40系統以上におよぶ野生由来系統の過排卵および胚移植の技術開発が完了し、系統の安定的な維持・保存・提供に用いられています[1, 2]。
このたび、CRISPR/Cas9 技術を野生由来 MSM/Ms マウスへ応用し、初のMSMノックアウトマウスの作出に成功しました[3]。ホモ系統化が終了いたしましたので、新たな系統としてBRCより提供を開始いたしました。

RBRC10151 MSM-A<em1Ogu>
RBRC10152 MSM-A<em2Ogu>

いずれも a (nonagouti) 遺伝子ノックアウトで、黒い被毛とともに、野生型に比べておとなしい性質を持っているのが特徴です。体重や血清生化学値などの主な形質は、野生型と相違はありませんので、取り扱いの容易なMSMマウスとして広くご利用をいただけます。

理研プレス発表: http://www.riken.jp/pr/press/2017/20170214_3/

 

References [1] Hasegawa A, Mochida K, Matoba S, Yonezawa K, Ohta A, Watanabe G, Taya K, Ogura A. Efficient production of offspring from Japanese wild-derived strains of mice (Mus musculus molossinus) by improved assisted reproductive technologies. Biol Reprod.; 86(5):167, 1-7, 2012.
[2] Mochida K, Hasegawa A, Otaka N, Hama D, Furuya T, Yamaguchi M, Ichikawa E, Ijuin M, Taguma K, Hashimoto M, Takashima R, Kadota M, Hiraiwa N, Mekada K, Yoshiki A, Ogura A. Devising assisted reproductive technologies for wild-derived strains of mice: 37 strains from five subspecies of Mus musculus. PLoS One.; 9(12):e114305, 2014.
[3] Hirose M, Hasegawa A, Mochida K, Matoba S, Hatanaka Y, Inoue K, Goto T, Kaneda H, Yamada I, Furuse T, Abe K, Uenoyama Y, Tsukamura H, Wakana S, Honda A, Ogura A. CRISPR/Cas9-mediated genome editing in wild-derived mice: generation of tamed wild-derived strains by mutation of the a (nonagouti) gene. Sci Rep.; 7:42476, 2017.