理研BRCでは、海外機関の凍結マウスリソース（胚、精子、変異ES細胞）の個体化を利用者に代わって行います。
※次の海外機関の凍結マウスリソースの個体化実績がございます。（2019年9月現在）
The Knockout Mouse Project (KOMP)
European Mouse Mutant Archive (EMMA)
Mutant Mouse Resource & Research Centers (MMRRC)
●凍結胚・凍結精子から個体を作製する場合
· 保存先の海外機関より理研BRCに送付された凍結マウスリソース（胚、精子）から個体を作製します。
· 離乳後、得られた全ての個体を利用者に送付します。遺伝子型の確認は利用者が行ってください。
●変異ES細胞からキメラマウスを作製する場合
· 保存している海外機関への提供依頼を行う前に、個体化が実施可能なクローンかどうか理研BRC（animal.brc@riken.jp）までご相談ください。クローンの種類や品質情報などにつきまして、ご確認・アドバイスさせていただく場合がございます。
· 保存先の海外機関より提供された変異ES細胞を、100個程度の胚盤胞へインジェクションし、キメラマウスを作製します。
· 離乳後、得られた全ての毛色キメラマウスを利用者に送付します。その後のスクリーニングは利用者が行ってください。
提供申込み
(1) 凍結系統を保存している海外機関への提供依頼
上記海外機関のリンク先より、ご希望の凍結マウスリソースを保存している海外機関へ直接提供手続きを行ってください。申し込みの際、凍結リソースの送付先は理研BRCとし、保存先海外機関へは“This frozen strain must be sent to Dr. Atsushi Yoshiki, RIKEN BRC (animal.brc@riken.jp) for recovery.”としてお申し込み下さい。提供手続きは機関ごとに異なります。手続きに関してご不明な点がある場合は、理研BRC（animal.brc@riken.jp）までご相談ください。
SHIPPING ADDRESS
Dr. Atsushi Yoshiki
Experimental Animal Division
RIKEN BioResource Research Center
3-1-1 Koyadai, Tsukuba, Ibaraki 305-0074, Japan
Tel: +81-29-836-5264
Fax: +81-29-836-9010
E-mail: animal.brc@riken.jp
(2) 個体化を代行する理研BRCへの利用申込み
(1)の海外機関への提供依頼に加えて、下記の書類を作成して理研BRCまでご送付ください。依頼受付後、海外機関の凍結マウスリソースの受け入れ準備を行います。
-遺伝子組換え生物の場合-
「遺伝子組換え生物の受入れ確認書」
（書式ダウンロード）
申込み書類の送付先
〒305-0074つくば市高野台3-1-1
理化学研究所バイオリソース研究センター
実験動物開発室 提供係
Fax: 029-836-9010
E-mail: animal.brc@riken.jp
(3) 輸送手配
凍結マウスリソースを保存先海外機関から理研BRCへ輸送してください。輸入手続きならびに輸送手配は利用者側でお願い致します。凍結マウスリソースの輸送予定を事前に理研BRC（animal.brc@riken.jp）までご連絡ください。
Go to Head費用について
海外機関の凍結マウスリソースの個体化には利用者に次の費用がかかります。
● 保存先海外機関への支払い
· 保存先海外機関への支払い
凍結マウスリソースの利用料金1）
· 保存先海外機関もしくは輸送業者への支払い
保存先海外機関から理研BRCへの凍結マウスリソースの輸送費用1）
● 理研BRCへの支払い
「海外機関の凍結系統の個体化」の提供手数料
微生物検査費用2）
理研BRCから利用者へのマウス輸送費用ならびに輸送カートン費用2）
理研BRCの概算お見積り
1）支払い手続きは利用者側で行ってください。手続き方法は機関ごとに異なります。ご不明な点はご利用の海外機関に直接お問い合わせください。
2）費用は得られたマウスの匹数により変動します。
注意事項
※ 大臣承認実験が必要な系統の依頼については事前に窓口（animal.brc@riken.jp）までご相談下さい。
※ 凍結マウスリソースの品質や変異遺伝子等の影響により、ご希望の個体が得られない場合がございます。この場合も、提供手数料を請求させていただきます。予めご了承ください。
