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Cryopreservation of Mouse Embryos by Ethylene Glycol-Based Vitrification
JoVE 3155 11/18/2011

グリシン作動性ニューロンCreドライバーマウス


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グリシン作動性ニューロンCreドライバーマウス

C57BL/6-Slc6a5<tm1.1(cre)Ksak> (RBRC10109)

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Courtesy of Toshikazu Kakizaki, Ph.D.

成体のGLYT2-Cre KI/R26R二重トランスジェニックマウスの中脳及び後脳切片のX-gal染色。
グリシン作動性ニューロンが存在する領域に、X-gal陽性シグナルが集中して見られる。

 

グリシン作動性ニューロンは、脳幹や脊髄といった中枢神経系で、感覚、運動、呼吸など様々な機能の調節を行う、主要な抑制性ニューロンの1つです。神経伝達物質グリシンが、グリシン作動性ニューロンシナプス前終末から放出されると、後シナプスニューロン上にあるグリシン受容体が活性化し、細胞内に塩化物イオンが流入することで、後シナプスニューロンが抑制されます。

今回ご紹介するGLYT2-Cre KIマウス(RBRC10109)は、このグリシン作動性ニューロンのマーカーとして知られるグリシントランスポーター2(Glyt2, Slc6a5)遺伝子の内在性プロモーター制御下で、Cre組換え酵素を発現するCreドライバーマウスです。GLYT2は、グリシンを放出するシナプス前終末限局的に発現し、輸送体タンパク質として、細胞外からシナプス小胞内へのグリシンの再取り込み及び、再充填の役割を担っています。寄託者の柿崎先生らの解析により、GLYT2-Cre KIマウスは、Creレポーター(R26R)マウスとの交配実験によって、Cre組換え酵素活性がグリシン作動性ニューロンで見られ、かつGlyt2 mRNA発現部位ともオーバーラップしていることが明らかになっています。

これより、GLYT2-Cre KIマウスはグリシン作動性ニューロンでのCre/loxP組換えシステムを用いた遺伝子操作が可能であり、生体内でのグリシン作動性ニューロンおよびグリシン作動性神経伝達の機能及びメカニズムを解析する上で有用な系統と言えます。

 

Depositor : 柿崎 利和 先生
群馬大学大学院医学系研究科遺伝発達行動学分野
Strain name : C57BL/6-Slc6a5<tm1.1(cre)Ksak>
RBRC No. : RBRC10109
Reference : Kakizaki T, Sakagami H, Sakimura K, Yanagawa Y.
A glycine transporter 2-Cre knock-in mouse line for glycinergic neuron-specific gene manipulation.
IBRO Rep. 2017 Dec; 3:9-16.

 

December 2019
Saori Mizuno, Ph.D.
Contact: Experimental Animal Division, RIKEN BioResource Research Center (animal@brc.riken.jp)
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