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Cryopreservation of Mouse Embryos by Ethylene Glycol-Based Vitrification

JoVE 3155 11/18/2011

寄託・譲渡申込み 


MTAと寄託のメリット

寄託・譲渡、受入のご案内

1. 寄託に必要な書類
2. 書類送付及びお問い合わせ先
3. 輸送
4. クレジット制度について


寄託・譲渡、受入のご案内

皆様の開発したマウスを是非、当センターにご寄託ください。皆様方のマウスのご寄託は、我が国の学問の発展、知的財産の形成と保護に大きく貢献いたします。加えて、系統維持や他の研究者への提供作業の負担を大幅に軽減します。

(1)系統の受入

生体で送付されたマウスはすべて隔離施設で受け入れ、HEPAフィルター付きチャンバーユニット内で飼育します。受入時検疫検査として、リンパ球性脈絡髄膜炎ウィルスやマウス肝炎ウィルス(MHV)を始めとする人獣共通感染症病原体あるいはマウス病原性の強い病原体8種類の検査を実施し、その結果を基に別棟で清浄化を進めます。MHV等の感染のあるマウスの寄託も受付け、清浄化を実施します。あらかじめanimal@brc.riken.jpまでご相談下さい。凍結胚や凍結精子による系統の寄託も受付けます。

(2)受入系統の清浄化

体外受精/胚移植、または、帝王切開による清浄化操作を施して、バイオリソース棟内バリア飼育室への導入を行います。特殊な系統の場合は、卵巣移植や顕微受精などの生殖技術を用いて清浄化操作を行います。

(3)系統維持

飼育に適した清浄な環境を保っています。系統維持は教育訓練を受けた飼育技術者により行います。

飼育環境条件
飼育施設タイプ バリア(SPF)
温度 22-26℃
(冬期:23±1℃、中間期:24±1℃、夏期:25±1℃設定)
湿度 55±10%
照明時間 12L/12D(明期:8-20時)
照度 230ルックス(床上85cm)
騒音 59.5dB(A)(非作業時)
設備・器具・機材
飼育装置 マイクロアイソレーション方式
飼育ケージ Polysulfone(PSF)ケージ
床敷種類 マウス飼育用床敷シート
飼料 市販固形飼料(放射線滅菌処置 30kGy)
給餌条件 不断給餌・自由摂取
飲用水 水道水(微粒子ろ過除去)、高圧蒸気滅菌(121℃ 20分)
給水条件 不断給水・自由摂取
飼育器材の滅菌方法 高圧蒸気滅菌(121℃ 20分)
飼育方法
飼育管理 専任の飼育技術者による管理
汚染防止対策 エアーシャワーによる除塵、ウェットシャワーによる全身の洗浄、作業衣の着用
(滅菌済みの無塵衣、手袋、靴下、長靴、マスク、帽子)
ケージ・給水瓶交換 2週間に1回交換
(ケージの汚れ具合、水の消費量により適宜交換)
飼育方法 群飼
[つがい(雌1-2匹、雄1匹)による飼育もしくは同性個体の群飼]
(4)凍結保存

寄託された系統は凍結胚・精子として液体窒素タンクに保存します。ただし、需要の多い系統および特殊な系統は生体で維持します。凍結胚は、体外受精により受精卵を作製して、2細胞期で凍結を行います。突然変異系統や遺伝子操作系統については凍結精子による保存を行います。胚凍結にはEthylene Glycol, Ficoll, Sucrose(EFS20および40)を含む凍結液を用います。胚凍結はクライオチューブを用いて行います。マウス精子の凍結保存は精巣上体尾部より精子を採取して18%ラフィノース, 3%スキムミルク水溶液を用いてストローに封入して凍結します(Nakagata 2000 Mammalian Genome 11, 572-576)。

(5)特殊な系統の維持・保存

通常の交配同居では繁殖困難な系統についても体外受精、卵巣移植、顕微受精などの生殖技術により維持・保存を行うことができます。野生由来系統、神経疾患モデル系統、免疫不全系統などの維持・繁殖に特別な注意を要する系統についても寄託を受入れ、生体による系統維持または凍結胚・精子による保存を行います。

系統維持作業(バリア飼育室)
系統維持作業(バリア飼育室)
胚操作作業
胚操作作業
液体窒素タンク室
液体窒素タンク室

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1.寄託に必要な書類

寄託・譲渡される方は、下記の書類に必要事項をご記入の上、寄託係までメール、FAXあるいは郵送にてお送り下さい。

マウス系統寄託申込書 記入見本マウス系統寄託申込書(PDF))   マウス系統寄託申込書(Word)      1部
系統のデータシート記入見本系統のデータシート(PDF))        系統のデータシート(Word)      1部
遺伝子組換え生物の情報記入見本遺伝子組換え生物の情報遺伝子組換え生物の情報      1部
生体の場合、輸送生体個体情報 (Excel)
凍結の場合、輸送凍結胚/精子情報 (Excel)
ゲノム編集技術により遺伝子改変された生物に関する情報提供書ゲノム編集技術により遺伝子改変された生物に関する情報提供書      1部

「マウス系統寄託申込書」の記載事項をもとに「生物遺伝資源寄託同意書」もしくは「生物遺伝資源譲渡同意書」(MTA)を作成し、メールにてお送り致します。

MTAを2部印刷し、所属機関の公印押捺後、寄託係まで郵送いただきます。当センターにて公印押捺後、一部を先生にご返送いたします。

必要書類の詳細はこちらをご覧下さい。

<<寄託・譲渡される方へのお願い>>

「生物遺伝資源寄託同意書」もしくは「生物遺伝資源譲渡同意書」——

寄託:当該リソースに関する諸権利は移転せずに、リソース事業(保存・提供)への利用を認めていただく手続きです。 寄託同意書の中で提供条件について定めておくことで、当該リソースの提供を受ける利用者に対して、用途の制限や論文引用など使用条件を付加することができます。 (推奨例

譲渡:「譲渡」とは、リソースの知的財産権等の権利も含めて理研BRCに移転していただくことを意味します。 「譲渡」していただくことにより、提供にあたっての手続きが大幅に簡素化されると同時に、利用の自由度が増加し、ライフサイエンス分野の発展に大きく寄与することになります。 どうぞ理研BRCへの譲渡をご検討いただきますようお願い申し上げます。
「譲渡」されたリソースは、理研BRCから譲渡者へ連絡することなしに、利用者に提供されることになります。また、利用者がリソースを利用して得た成果について、 譲渡者は知的財産権等を何ら主張しないことになります。但し、譲渡者は譲渡後も譲渡したリソースを自由にお使いいただくことができますし、また譲渡にあたって、 知的財産権に関する以外の使用条件、例えば「研究成果の公表にあたって謝辞の表明を必要とする。」、「研究成果の公表にあたって寄託者の指定する文献を引用する。」 を付加することができます。

締結に際して:記載内容についてご不明の場合はご相談ください。記載内容が決まりましたら、MTAの作成を行います。 なお、MTA締結に際しましては、署名もしくは捺印を必ずお願いいたします。「機関長」の署名捺印は、大学、大学院の場合は学部長、研究科長、研究所の場合は所長を想定しております。 また、既に知的所有権に関する管理責任者が任命されている機関では、管理責任者の署名もしくは捺印をお願いします。

「系統のデータシート」に関して——
  • 寄託系統の系統名、由来・開発経緯、特性・用途、品質に関する情報ならびに参考文献を「系統のデータシート」にご記入下さい。 この系統特性情報は当センターでマウスを維持、管理する上でも、利用者が研究に使用するうえでも極めて重要です。 この系統特性情報はウェブ上で公開され、利用者にも添付情報として提供されます。凍結サンプルの場合は、「輸送凍結胚/精子情報」にもご記入下さい。
  • トランスジェニックマウスやノックアウトマウス等の遺伝子操作系統については、後代マウスの確認のため、確認用のプローブもしくは PCR用プライマーの配列とそれらの反応条件、導入遺伝子の構造又は標的組換え遺伝子の構造の図の添付をお願いします。 また、飼育に関して特に注意すべき事項がございましたら、ご記入下さい。
  • BRCへ寄託予定のマウスについては、事前に導入遺伝子特異的な検査および代表的なマーカー遺伝子の検査(*)の実施を推奨致します。これまでBRCが、寄託されたマウスを検査したところ、導入遺伝子以外の変異遺伝子が誤って混入している事例(遺伝的コンタミネーション)が散見されています。事前に上記の検査等を行っていただくことにより、正しいマウスであることをご確認いただき、遺伝的コンタミネーションを含まない正しいマウスの寄託にご協力をお願い致します。検査結果は系統のデータシートの「Other genetic test results」にご記入ください。

    (*)この検査に最適なキットが Marker Gene Detection Kitとして東洋紡株式会社から発売されました。
遺伝子組換え生物の情報——
  • 寄託する動物が遺伝子操作系統の場合は遺伝子組換え生物に該当し、寄託者は、理研BRCに対し、様式8により次の情報の提供をお願いします。 (1)遺伝子組換え生物等の第二種使用等をしている旨、(2)大臣確認の要否、(3)宿主等の名称および組換え核酸の名称(名称がない、または不明であるときはその旨)、 (4)氏名及び住所(法人 にあたっては、その名称並びに担当責任者の氏名及び連絡先)、(5)その他譲受者にとって望ましいと判断される情報。 これらの情報提供を怠った場合、法律違反による罰則が適用される場合があります。
<<寄託同意書の使用条件の推奨例>>
和文 英文
研究成果の公表にあたって謝辞の表明を必要とする。 In publishing the research results to be obtained by use of the BIOLOGICAL RESOURCE, an acknowledgment to the DEPOSITOR is requested.
研究成果の公表にあたって寄託者の指定する文献を引用する。 In publishing the research results obtained by use of the BIOLOGICAL RESOURCE, a citation of the following literature(s) designated by the DEPOSITOR is requested.
学術機関の学術研究に限る。 The availability of the BIOLOGICAL RESOURCE is limited to a RECIPIENT of a not-for profit organization for a not-for-profit research.
利用者は提供承諾書を用いて、事前に寄託者の承諾を得る。 Prior to requesting the BIOLOGICAL RESOURCE, the RECIPIENT must obtain approval from the DEPOSITOR using the Approval Form.
営利機関の利用希望者は、事前に利用条件等につき寄託者と合意し、提供承諾を得ること。 For use of the BIOLOGICAL RESOURCE by a for-profit organization, the RECIPIENT must reach agreement on terms and conditions of use of it with DEPOSITOR and must obtain a prior written consent from the DEPOSITOR.
利用者が本件リソースを使用して得られた研究成果に基づき特許等の申請、及び事業活動を行う場合は、寄託者と別途協議を行う。 RECIPIENT must contact the DEPOSITOR in the case of application for any patents or commercial use based on the results from the use of the BIOLOGICAL RESOURCE.

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2.書類送付及びお問い合わせ先

〒305-0074茨城県つくば市高野台3-1-1
理化学研究所
バイオリソースセンター
実験動物開発室 寄託係

FAX:029-836-9010
E-mail: animal@brc.riken.jp

寄託・譲渡の方法、書類の作成等について、ご不明な点等ございましたら、上記の連絡先までお問い合わせ下さい。

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3.輸送

寄託・譲渡者から当センターへのリソースの輸送にかかる費用は当センターが負担します。

生体輸送
(1)輸送個体の選定

遺伝子操作系統については、繁殖旺盛な雄3匹程度をご用意いただき、交配相手に用いる系統をご指定ください。例えばC57BL/6JJcl等、亜系統名または入手ブリーダーをお教え下さい。近交系等兄妹交配により維持している系統は、繁殖旺盛な個体を3ペア程度ご用意ください。

(2)輸送日の調整

輸送個体が決定しましたら、輸送日程等スケジュールの調整をいたします。輸送予定日までに滅菌輸送箱と水分補給用ゲルを当センターより送付します。

(3)マウスの輸送

指定の時間に業者が引き取りに伺いますので、マウスを梱包の上、引き取り業者へお渡しください。通常、夕方集荷(寄託元)、翌日着(理研)となります。

凍結胚・精子の輸送

凍結胚・精子での寄託の場合は、当センターより液体窒素を充填したドライシッパーをお送りします。凍結サンプルの情報(凍結チューブ、ストロー等)をお知らせください。容器にあったケーンを入れてお送りします。返送の際は、ドライシッパーに同封の輸送伝票(着払い)をご利用ください。

ドライシッパーの取扱いについて
ドライシッパーとは、液体窒素を吸着材に吸着させて、超低温(-150℃以下)での試料搬送が可能な容器です。取扱いには、ゴーグルもしくはフェイスカバー、手袋、白衣などの長袖、長靴、酸素濃度計をご準備いただき、低温火傷や酸欠などに注意してください。
当室が使用しているドライシッパー(Taylor-Wharton社製CXR100)は、液体窒素の充填量が約3 kgです。試料を入れて一週間以内に返送していただければ、液体窒素の追加充填は不要です。
お送りするドライシッパーは、当室にて品質チェックを行っていますが、万が一、ハードケース内に添付されている出荷時の総重量より、大幅に減っている場合は、液体窒素の追加充填が必要です。液体窒素を追加される場合は、液体窒素が吸着するのに半日程度かかります。吸着せず残った液体窒素は、輸送時にこぼれ、酸欠を招くなど、重大な事故につながる恐れがあります。必ず、ドライシッパーを逆さまにして未吸着の液体窒素を廃棄してご使用ください。


輸送にあたっては滅菌済みの輸送用小箱をお届けします。

凍結胚・精子の輸送にはドライシッパーを用います。

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4.クレジット制度について

寄託いただいた実験動物リソースについては、クレジット制度を設けております。 これは、寄託者が理研BRCよりマウスの提供を受ける場合、寄託系統数見合い分のマウスを無償で提供する制度です。 例えば、2系統寄託された場合、カタログ掲載系統を2件分、無償で提供いたします。
クレジットのご使用をご希望の場合は、提供依頼書の余白に「クレジット◯件使用」とご記入下さい。

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